縁結びのご利益ポイント満載の本宮-貴船神社(3/5)

Y.Nakano
神社初心者コラム vol.1-3 貴船神社

朱色の鳥居と灯籠が迎える「貴船神社」

そんな川床を上から見下ろしつつ、クルマとギリギリですれ違いながらようやく鳥居が見えて来た。

大きな朱の鳥居の右横には「総本社 貴船神社」と書かれている。

貴船神社への入り口

ふと周囲を見渡してみると、思ったより若い人が多い。縁結びの神様ということでカップルも多い。

 

「なんで既に結ばれているのにわざわざ縁結びの神様にお参りするのだろうか。」

 

そんなことを純粋な疑問に持つ時点でロマンチックのかけらもないかもしれない。

どちらかと言うと、縁結びを求める若い女性グループとかの方が多いのかと思っていたけれど、そんなことはないみたいだ。

そして外国語も多く聞こえてくる。神社参拝といえば年配の方の休日の楽しみというイメージであったが、そんなのは時代遅れなのかもしれない。

 

さすが京都。

 

クールジャパンを世界へ向けて適切に浸透させていっているようだ。

 

鳥居をくぐると、上まで続く階段と灯篭が現れた。

灯籠が立ち並ぶ

緑の紅葉と真っ赤な灯篭が並ぶ階段。

美しい。

きっと季節によって、様々な顔を見せてくれる名スポットだろう。

緩やかなカーブに沿って見事に並べられている灯篭がとても印象的だ。

灯篭に囲まれながら進んで行くと、自然と俗世間から神聖なる異世界へと進んでいくかのような気持ちにさせる。

普段運動不足な私は階段で息は上がるが、心は少しずつ落ち着いてくるのを感じた。

縁結びを願う人々が集まる本宮

そして階段を登ってすぐ、本宮へ到着した。

七夕、水占い、そして結び文

最初に目に飛び込んで来たのは大きな笹と短冊。

七夕の季節は過ぎているが、願いを書いて吊るしているようだ。海外からの参拝者が進んで書いている。

確かに、我々日本人にとっては何気ない光景だが、海外からやってきた人たちには新鮮に映るだろう。

短冊に願いを書く人々

そして、左手にはお守りなど授与品を扱っているお社が人でごった返している。

ここでは一般的なお札、お守り、絵馬、御朱印、おみくじの他に「水占い」というものがある。

こちらの貴船神社の本宮は水の神様「高龗神(たかおかみのかみ)が祀られているそう。それにちなんでか、「水占い」という紙を水に浮かべると吉凶の結果が現れるおみくじがあり、人気のようだ。

 

そしてもう一つ。珍しい「緑色のおみくじ」があった。これは「結び文」と言って、縁結びを願う人々が願いを込めて結って行くもののようだ。

 

そんな風景を横目に、人が多いところが苦手な私。

いざ占い!という気分にもなれずで、結び文の隣にあった船型の石「天の磐船」の写真は撮っていたが、七夕と水占いと結び文はスルーするという、母の心子知らずと言った状態。

ごめんよ母。

「天の磐船」の奥に緑色のおみくじ「結び文」が見える

まるでアトラクション?本宮参拝

参拝はやろう!ということでメインの本宮参拝。まさか初詣でもないのに並ぶとは思わなかった。2つの鈴があり、2列で参拝者が綺麗に並んでいる。

そしてこれも特徴的だと思ったのだが、「縁結びの神様」ということでカップルが多いせいかもしれないが、鈴を鳴らす参拝者の後に少し空間を開けて人の列が作られており、二人一組で参拝をする暗黙のルールのようなものができている。

一人で来た人は一人でお参りするという謎の参拝風景。

なぜか2人1組制度の本宮参拝

二人組の参拝者(主にカップル)は二人同時に鈴を鳴らし、二人同時にお賽銭を入れ、二人同時にお辞儀をし二人同時に手を鳴らし、二人同時に、、、といったようにことが進められている。

まるでどこかのドライブエリアの幸せの鐘を鳴らしに来た人々のようだ。

なんだか益々アトラクション感が強くなってしまい、神社参拝に来たというより観光客の気分になってしまった。

そして追い討ちをかけるかのように列の左手には「お急ぎの方はこちらからお参りください。」という看板と小さなお賽銭箱が、、、。

小さなお賽銭箱

私も時間がないときは列を外れてお参りだけすることもあるけれど、ちゃんとお賽銭箱と看板があるところがこれぞまさに観光スポットとして成立している場所であることが分かる。

私は母と二人で並んでおり、私たちの前には若い男性が一人。なぜだかその神社なのにアトラクション化している風景を乱したく、私はあえてこの二人揃って参拝現象を崩しにかかった。

母は何も考えずに、一人の男性に続いて時間差で参拝をし始め、私も若干母に遅れて、しかし同時には揃わず(←ここ重要)参拝を行なった。

 

が、そんなことも虚しく、私たちの後のカップルは同時進行同時参拝を実行。

 

こんな一人の意味のない悪足掻きは自然の流れには逆らえず、自分の無力さを知る。

 

七夕、水占い、結び文、参拝と、4大アトラクションを堪能したらコンプリートである。

もちろん御朱印も

神社巡りをしている方はもちろん御朱印などもあるが、私は神社巡り初心者。暑いし人も多いので御朱印デビューはまた今度にしよう。

本宮はとても人でごった返していて、最後の看板にトドメを刺されたが、何か神社に来たと言うより「アトラクションのメイン会場に到着しました」という気持ちにさせられた。

そして私はあまり人が多いところが苦手なので、縁結びのことより次へ進むことを選択し、結局「水占い」や「縁結び」についてはサラリとスルーしてしまった。

 

いや、そもそも私、参拝でちゃんと縁結びお願いしてたかな、、?

 

縁結びよりもアトラクションの方が気になってしまって肝心の縁結びにはあまり、、いや正確に言うとほとんど意識が向いていなかった。

 

こんなんだから結婚には程遠いのだろうか、、、。

 

貴船神社へはまだ「結社」といういかにもご縁を結んでくれそうなスポットと、さらに奥に「奥宮」がある。

自分の縁結びに対する気持ちはさておき、さらに進むこととした。

 

続きははこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

ABOUTこの記事をかいた人

神戸市出身。大阪大学工学部卒。都市計画や高速道路などの社会インフラの設計をしていた理系女子。現在は電子書籍出版・セミナープロデュース、WEB解析・ディレクターなどを行う。仕事人間の独身アラサー女子で、癒しと婚活のために神社巡りを始めた。最近気付いたが、曽祖父が宮大工、祖父が能楽師という神社に所縁のある家系である。好きなものは引っ越しと生姜とゆるキャラ。