
縁結びの神様を求めて
8月のお盆に関西の実家へ帰省した私。
独身アラサー女子の私は、親が求めている良い報告もなく世間の帰省ラッシュとは時期をズラして帰省した。
基本、御墓参りと家族との時間ということで帰省中の予定を空けていたのだが、図らずもなのか、いや、絶対に図っているだろうと思わずには居れない「縁結び」で有名な神社「貴船神社」へと連れて行かれた。
表向きは歴史好きの父が「和泉式部の歌碑」を見に行くという理由である。
きっと父は純粋にそう思っているのかもしれない。
ただ、母はおそらく「縁結び」というキーワードを見つけたがために、後付けで歴史好きの父を口説き落としたのだろう。きっと。
同世代の友人は子どもが出来始めている専業主婦か、独身でバリバリ働いているキャリアウーマンに別れている年代であるが、独身のみんなも結婚のことは常に頭に入れながら生活している。文字通り婚活に真摯に取り組む友人もいる。
何か土産話でもできるのではないか。そう思い、神社へ行ってみることにした。
貴船神社の御利益は?
貴船神社の御利益はなんだろう?調べて見ると、こう書かれてあった。
御神徳:運氣隆昌、えんむすび、諸願成就
貴船は古くから「氣生根」とも表記され、氣力の生ずる根源の地、まさに運氣発祥の地として崇敬されてきた。また、平安の女流歌人・和泉式部が夫の心変わりに悩んで参詣し、切ない心情を歌に詠んで祈願したところ、神の感応が示され、ほどなくして見事に復縁成就した逸話が残されている。ゆえに、貴船の神は「えんむすびの神」として現在も絶大な信仰を集めているのである。
「出展:貴布禰総本宮 貴船神社HP」
思いの外がっつり縁結びではないか。
「氣力の生ずる根元の地」ということで、パワースポットとしても凄そうだ。
悪い気はしない。
私も結婚したくなくて結婚していないわけではなく、ただ相手が見つからないから結婚していないだけであって、縁結びに悪いイメージはない。
母の策略にハマりつつ、そして内心はちょっとワクワクしながら京都の貴船神社へと向かった。
貴船神社シリーズ
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