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バスツアーも組まれる密かなパワースポット『金持神社』
こんにちは、陽花haru_kaです。
10月、別名「神無月」には、出雲の阿国『出雲大社』に神々が集う「神在祭」が、『出雲大社』で行われるとされていて、この1ヶ月は出雲大社への参拝人気もUPするといわれています。
そんな10月、わたしは『出雲大社』に向かいました。
わたしが住む東京から出雲には、4月下旬に夜行バスでの弾丸ツアーにて、3泊3日のひとり旅を決行しましたが、今回は膝の悪い母を連れて新幹線で鳥取に行き、そこからレンタカーを借りるという手段をとりました。
『出雲大社』に行く前に、『美保神社』に行きたかったということと、さらに『金持神社』と『三徳山』に行くことを考えて、経路を練りました。
今回は、このツアーのひとつに組み込んだ『金持神社』の旅をお届けさせていただきます。
わたしはおばかなので、「かねもちじんじゃ」と言っていましたが、金持と書いて地名の「かもち」から、「かもちじんじゃ」と呼ぶかと思います。

歴史を感じる小さな神殿と狛犬。
まず気になるご祭神・ご利益は?
金持神社のご祭神・合祭は以下のようになっています。
御 祭 神
天之常立命 アメノトコタチノミコト
→天と地の極所にましまして、天と地との軸のごとく天地を保ち給う神。
八束水臣津努命 ヤツカミズオミズヌノミコト
→国引きをなして、国土を広くされ給う神。
唹美豆奴命 オミズヌノミコト
→国引きのとき、綱になられ給う神。
この三神を合わせて祀り、三体妙見といい、国土経営に力を入れた神とされている。
合 祭
天香語山命 アメノカゴヤマノミコト
→一命を高倉下命とし、神武天皇の東征に力を貸し給う神。
創立年代は不詳ですが、かなり由緒あるお社のようです。
現在の名前の流れは、次のようです。
弘仁元年(810年)出雲国薗妙見宮(現・長浜神社)より歓請された社で、旧社号は「妙見宮」とされていた。明治元年神社の改正に伴って「金持社」と改め、同年の6月に「金持神社」と改正され、現在の名前に。
小さなお社ではありますが、なにかここに建立された由縁を感じます。
わたしはただのサイキックであって歴女ではないので、歴史とか由来には興味がわかないのですが、記事を作るにあたっては、せっかくなので知っておくのもひとつかなぁと思うようになりました。
気になるご利益は、さすが名前の通り、以下のようになっています。
御 利 益
・金運招福
・開運招福
・商売繁盛
・家内安全
・交通安全
・神恩感謝
・願望成就 等
やっばり金運や商売に関することが主軸のようですが、「神恩感謝」って、なかなか珍しいですね。
宝くじが当たることで有名な神社
そして、ここは宝くじが当たることで有名な神社のようで、絵馬には宝くじ当選の願望が多く書かれていました。

招き猫の描かれた金運UPらしき絵馬。
金運UPに関する商品多数
神社の入り口にあるショップでは、いままでわたしが参拝したなかでもユニークなほど金運UPに関するオリジナル商品が揃っていて、黄色のお財布や黄色のハンカチ、置物、トレー、携帯カバーなど、様々なグッズが展開されていました。
黄色のハンカチは、宝くじを包んで、目線より上にある神棚に置いておくために使うそうです。
さまざまな宝くじケースのようなものがあって、ここならではだなぁと思いながら、わたしもひとつ買ってみるかなぁという気持ちにはさせてくれました。

神社由緒と神社に寄与された「龍神之図」の掲示。
結構秘境!途中に出会ったオススメ道の駅『犬挟』
わたしは、霊能士として活動をしていて、神社参拝などは日常のこととしてごく自然におこなっていますが、日本各地にある強いエネルギーをもつ、いわゆるパワースポットのような場所は、わりと簡単には行くことができない秘境の地にあります。
今回の『金持神社』も然り。
鳥取の『三徳山』に行きたかったわたしは、最寄の倉吉駅前からオリックスレンタカーを調達。
時間的なスケジュールから『三徳山』に行く前に、『金持神社』の参拝をすることにしました。
金持神社へは、倉吉から岡山方向に車で1時間30分程度。

神社の周辺は山々のみ。
山を越えるわけです。

ひたすら山道。道はきれいに整備されていて走りやすかったです。
車もあまり走っていない道路を時速80kmくらいでがんがん進めていくと、途中に道の駅『犬挟(いぬばさり)』がありました。

道の駅『犬挟(いぬばさり)』。
途中で立ち寄るには面白いスポットで、そして道の駅好きの母はうきうき気分に。
産地の野菜やフルーツがたくさん
山奥だけに、まったくひと気がないけど、中には産地の野菜やフルーツがたくさんあって、誰が買うのかと軽く驚きました。

新鮮野菜やフルーツがたくさん。
気になる「めだか」も、、、
気になる「めだか」も売っていて、とっても欲しかったけど、東京まで持ち帰ることを考えて断念。

5匹で2000円の「ダルマ」というメダカが欲しかったけど、断念しました。
道の駅好きの母を乗せていたので、母のテンションは上がりまくりで、ダンボール箱いっぱいに買い物をして、車のトランクは満杯に。
女ふたりならではの楽しみかもしれませんが、久しぶりに親孝行をしたなぁを実感しました。
また行くときにはぜひ立ち寄りたい道の駅です。

道の駅付近の景色は美しかった。
まだかまだかで、急に到着
山道をくねくねとひたすら走って、まだかまだかと考えていたら、急に大きな看板が視界に。
金持神社のショップへ到着
金持神社の売店というか、ショップにたどり着きました。

どーんと現れる売店案内。

売店の横に神社の内容が掲示されていました。ここに車を置いて、歩くこと3分くらい。

こんな感じのところを3分くらいあるくと、山を背景に入り口がお目見え。

思っていたよりこじんまりと。

きれいに掃除された手水舍には龍神が。
階段を登って参拝

小さい神社ながら、ごっつい階段がありまして、せっせと登ってみました。写真は上から見た構図です。
母は膝を痛くしていたので、この階段はきつかったけど、この神社だけは行きたいと言って、がんばって上まで登り、祈願。
わたしは、こういった金銭系の神社で何をお願いしたらいいのかわからず、ただ、「今日はありがとうございます」とだけお伝えして祈願は終了。

社務所では、金持神社らしいアイテムがあったので、ここで御朱印帳と御朱印入れを購入。
御朱印

御朱印はこのような感じ。ご利益ありそう。
なかなかこれない場所ということも相まって、お土産はここで根付を買うことにして、9つの根付を買いました。
御朱印帳を買いていただいている間、写真を撮ったり、散策したり。
自然豊かな境内には、鳥取県百選に指定された「さわら」「チャンチン」などの樹齢600〜700年余りの木があって、なかでも「チャンチン」は鳥取県に一本しかない珍しい木だそうです。

こちらは御神木。

歴史を感じる狛犬。
わたしが行ったときは人はちらほらでしたが、やはり経営者系に人気なのか、どちらかというと男性参拝者が多い場所です。
母が膝が痛いので、降りるときには階段ではなく、なだらかな山道を教えていただき、そちらからゆっくりと下山。

登るときもこちらがおすすめです。
バスツアーでの参拝も
下に降りると、バスツアーできた団体参拝者が階段の下付近でガイドさんの説明を聞いていました。

小さくて見えないかな??
最後に
この『金持神社』、名前もいいことからか、こじんまりとした神社ですがパワースポットとして人気のようです。
次に行くときには、もっと山の上まで登ってみようと思いながら、また1時間30分の運転をはじめました。
ご案内
- 住所
金持神社鎮座地:鳥取県日野郡日野町金持74
金持神社社務所:鳥取県日野郡江府町江尾1974
TEL:0859-75-2591
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