
2泊3日、天橋立弾丸ツアー

天橋立
仕事で京都に行った帰り、京都駅で〝ふと〟天橋立に立ち寄りたくなった。
この〝ふと〟っていうの、よくあるのですが、結構やっかい。
なにせ京都にいて、東京に帰るはずか、急に「天橋立、行ってまお!」っていう思いつきなのですから、当人の考えることですが、なにかと大変です。
まず、Googleで検索。
まず、Googleでどの程度で行けるのか検索。
(えっ? そこから? って思った人。そうなんです、そこからなんです)
そして、ここでかなり時間がかかる、そしてお金がかかることを知ることに。
しかし、行けると思えば行ってしまうのがわたし。
もちろん、目指すことにしました。
じゃらんで宿を探し、2泊予約した。
今回泊まったホテルはコチラ>>

橋立ベイホテル
よし、いざ天橋立に向かうぞ。
京都駅からは約3時間半。
京都駅から天橋立までは3時間半程度。
京都から→JR山陰本線快速《園部行》〜園部→JR山陰本線《福知山行》〜福知山→京都丹後鉄道宮福線《宮津行》〜宮津→京都丹後鉄道宮豊線《豊岡行》〜天橋立
というルートを使用。
片道2300円弱。
いま、16時だから到着は20時くらいだな。
ホテルの送迎がついているので予約をして、電車に乗った。

京都丹後鉄道
天橋立駅から送迎車で宿へ
天橋立駅に着くと、送迎車がきてくれていた。
私とふたりの宿泊者を乗せて、いざ宿へ。
ひとり旅であったが、なぜかツインルームを利用させてもらえ、広々快適な宿泊が約束された。

なぜかツインルーム
窓からは、すでに真っ暗闇一色で景色は見えない。
少しの灯だけ。

窓から見えるのは少しの灯りだけ
翌日、気持ちよく起床。
昨夜は真っ暗で何も見えなかったけれど、一変、窓から見える朝日が、素晴らしくて感激した。

窓から見える朝日は素晴らしかった
籠神社を参拝
朝食をいただき、天橋立「籠神社(このじんじゃ)」を参拝。
「籠神社」までは、またもホテルの送迎が利用できた。
なかなかこのホテルは心地よい。
もしこの送迎っていうのがないと、ちょっと大変ですがバスを利用することになるのでしょうか。
わたしの宿泊したホテルはレンタサイクルが2時間無料というサービスもあったので、翌日はこれを借りてみました。
最終的に帰路時には、京都駅からレンタカーを借りるのがいちばん動きがいいという考えに到達しましたが、まあ弾丸ですから、それは後のまつりです。
伊勢神宮の神々がいた場所、元伊勢

伊勢神宮の神々がいた場所
「籠神社」は、通称元伊勢籠神社と呼ばれています。
これは、この地から伊勢神宮に神々が移られたことから、元伊勢という名称がついていて、そのような古い歴史から丹後国一の宮とされています。
一の宮というのは、その昔、律令諸国を治める「国司」という官史が、諸社巡拝するときに、最も社格の高い神社を起点にして巡拝をした、その起点となる神社のことを指します。
1番目の神社であることから、「一の宮」とするのが通説になっています。
原則として1国1社ですが、神社の衰退などで同一国で複数の神社が「一の宮」を名乗ったケースもあるようです。
伊勢神宮と同じものが
伊勢神宮の神々が元いた場所ということになるので、いろいろと同じものはありました。
五色の玉座というのも、伊勢神宮と通じています。
実はこの籠神社の奥宮である「真名井神社」、わたしはここを目指してきたので、この籠神社はちょっと通り道くらいに考えていたんです。
しかし行ってみると、なんというか、神聖な空気が漂っていて、軽く感動しました。
やはり、元伊勢というだけあって、なにか唯ならぬ空気感。
決して広くはない境内に、集約された神々。
本殿は、伊勢神宮と同じ「唯一神造り」。
平成31年には本宮御鎮座1300年
平成31年には本宮御鎮座1300年だとか。
壮大ですね。

本宮御鎮座1300年を記念すべき案内板
境内にある「大和さざれ石」
長い年月をかけて小石が粘土・砂に混じり大きな岩をなした目出度い石だそうです。

大和さざれ石
高欄上の五色の座玉
そして、特徴的なのが、高欄上の五色の座玉。
青・黄・赤・白・黒の五色の座玉は、日本建設史上特に貴重とされていて、この籠神社と伊勢神宮御正殿以外では拝せられないとされているとか。
わたしはここで、五色の座玉腕輪(3000円)と四神腕輪守(6000円)の腕輪をいただきました。

五色の座玉腕輪と四神腕輪守の腕輪
お守りの種類も豊富
また、真名井神社のお守りなどもこの籠神社で手に入れることができ、お守りの種類も豊富にあります。

主祭神守
ちなみに、私がいただいたのは、主祭神守(800円)。
青・白・赤の三色があり、左右に対の昇り竜がある、なんとも見事なお守り。
よく巫女さんが鳴らしている鈴もあって、それも手に入れました。
主祭神と相殿は?
主祭神は「彦火明命(ひこほあかりのみこと)」、相殿は「豊受大神(とようけのおおかみ)」、「天照大神(あまてらすおおかみ)」「海神(わたつみのかみ)」「天水分神(あめのみくまりのかみ)」。
境内はあまり撮影はできないので、写真は少なめです。
縁起の良い構図に遭遇
そして、裏門を出ると、亀の石の上に亀という、なんとも縁起のよい構図がありました。

縁起の良い、亀の上にいる亀
籠神社参拝の後は必ず真名井神社へ
由緒ある籠神社ですが、やはりここにきたからには絶対に「真名井神社」に行かなくてはならないと、わたしはそうお伝えしたい。
真名井神社は、籠神社の奥宮であるとともに、伊勢神宮の奥宮にもなります。
籠神社から徒歩5分ちょっとでしょうか。
隠された地ではあるのですが、神聖さは格別です。
参拝としては、まずこの「籠神社」で参拝し、ここから「真名井神社」に行くというのが良いかと思います。
ご案内
- 住所・参拝時間
京都府宮津市字大垣430
TEL:0772-27-0006
開門時間:午前7時〜午後5時(季節により異なります)
- 電車をご利用の方
京都丹後鉄道(丹鉄)天橋立駅
・大阪より:JR福知山駅より京都丹後鉄道へ乗り換え
・京都より:特急「はしだて」より天橋立駅まで約2時間
- 高速バスをご利用の方
・京都駅より天橋立着(約3時間30分)
・大阪駅より天橋立着(約3時間30分)
※詳しくは公式HPをご確認ください
- 籠神社公式HP:http://www.motoise.jp
真名井神社の記事はコチラ→Coming Soon
天橋立弾丸ツアー「籠神社」